とても良い / 口コミ件数 : 33件
価格 : 735 円
仕事のために書いて他人に読んでもらう文書を作る際の 心得がまとめられています。 20年以上前に書かれたとは思えない良書です。 主題(本書では「目標規定文」と堅苦しいが)から書いて 全体を構成する方法が紹介されており、僕には新しい視点 でした。事前に頭の中が整理されていれば、キーワードを 列挙して構成しなおすより早い書き方になりそうです。 「理科系の」という観点では、事実と意見を十分に精査 することと、少々くどいと思っても論理の輪(因果関係) を省いてはならないことが強調されています。 いずれも、特に調査レポートの報告時に意識したいと 再認識しました。 20年以上前に書かれたとは思えない良書です。
小説家のような味わいのある「名文」は誰にでも書けるものではない でも、情報を的確に過不足なく伝える「名文」ならば書くことはできる そのための指南書がこの本 「文章を書く」ことの意義を伝えたい、という筆者の思いがひしひしと伝わってくる この本を単なるテクニック本ではなくしてるのは、この思いの強さだろう 最後に、未だに何となーく改行、段落かえをしてしまうことがある自分への 自戒の念もこめて、本文より引用 「仕事の文章で何かを書くのはステートする(明確に表現する)こと (中略)ステートするときには当然、一句一句に責任がともなう] ・・・
要するに,「伝えたいことを誤解なく伝え,読み手を疲れさせない文章」を書くために必要なことがまとめてある本です。私はだいぶ昔に読みましたが,今でもそのときの心がけは仕事にも役立っています。伝えたいことをぶれずに伝える技術は文系にも必須なものです。とりあえず一読することをおすすめします。
理科系の、と銘打ってはいますが是非文系の方、小説やエッセイを書きたいと思っている方には是非読んでいただきたい。独りよがりな書き方はなくなり、シンプルな文が書けるようになるはずです。
文を書く訓練は小さいうちからはじめたいもの。その意味で、教育にたずさわる方に熟読していただき、各地で実践していただきたいと思います。
理系だったら文章下手でも良いというのは言い訳にならず、ヘミングウェイのような名文を書く必要はなくても(これはまた別のスキル)、研究者・エンジニアとしての文章作成スキル(テクニカルライティングのスキル)というのは必要なものだと痛感させられた一冊です。 学生の頃に論文を書く際に教授に紹介されて以来、10年以上手元において時々読み返しています。 科学技術に関する文章を作成することがある人は必読だと思います。