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無意識の構造 (中公新書 (481))

無意識の構造 (中公新書 (481))

とても良い / 口コミ件数 : 7


価格 : 693 円





クチコミReview一覧
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口コミ件数:7 1 2 次ページ
1.  とても良い サボサボさん 書き込み日: 2004年06月14日

ユングの考えが凝縮されている。勿論、著者の考えも展開されている。

30年近く前に書かれているが、全く色褪せないばかりか、逆に輝きを増していく著作である。

学生時代にも読んだが読み流しただけだった。著者のバックボーンであるユングの考え方が凝縮されて次から次に繰り広げられるので、つながりが分からなかったし、この本に限らず、夢分析でとり上げられる個々の事例の解釈をうさん臭く思っていたからだろう。

今、「思秋期」にして再読すると、理解するというより、腑に落ちたり、納得がいくのである、まさしく年のせいかもしれない。

中年からのアドバイスとしては、この本を読む前に、著者の心理療法やカウンセリングについての講演録等から入った後で、この本を読まれたらいいと思う。例えば、『カウンセリングを語る』『カウンセリングを考える』をオススメする。



2.  とても良い け5さん 書き込み日: 2007年08月19日

なんだかすっきりする

2年ほど前(大学生のとき)に一度読んだが、その時は自分の経験を本の内容と結びつけることがあまりできなかった。

改めて読んでみて、自分の「深層心理」を深層心理学に位置付けるという体験ができたような気がする。
自分の心理が一般的に説明されてしまうという体験は、なんだかすっきりするものがある。
僕の場合は特に、エディプスコンプレックスと、アニマ像の投影がそれであった。

ほぼ事前知識なしでも読めたので、深層心理学の入門書として良い本だと思います。



3.  とても良い 形外さん 書き込み日: 2003年10月24日

無意識や夢分析の話を抵抗なく読める本

この本は「構造」と銘打ってありますが難解な構造論とは無縁です。平易な日本語で無意識が語られています。もともとはNHKテレビの大学講座を土台にした本です。ユングの分析心理学を自家薬籠中のものとした著者の語り口は翻訳概念であることを意識させません。

自我とは何か、自己とは何かを知り、両者を相互に位置づけるには、意識と無意識の構造を知らなくてはいけません。僕には著者の説明する自我と自己が一番しっくりきます。この本で自我と自己をわきまえておけば精神医学の教科書を読む際に理解が容易でしょう。

余談ですが、日の丸というシンボルが否定的に解説されています。これは時代のせいでしょう。無理もありません。昭和五十二年が初版です。



4.  とても良い 子猫@さん 書き込み日: 2003年12月17日

読みやすかったです。

専門的に心理学を学んでいなくても、
とても読みやすい本です。
この本をきっかけに、心の世界に興味を持ちました。



5.  良い ヒソカさん 書き込み日: 2007年02月19日

ユング心理学の初歩として

夢を見る意義と機能について知るために、夢分析のサイトで参考文献として提示されていたのが、本書をしったきっかけであった。私はユング心理学については、全く知識がなく、本書は心理学の入門書、特にユング心理学についての良い入門書だと思う。また、意識と無意識の関係、無意識が人生全体に及ぼす影響について、多くの図や著者の臨床経験に基づいて語られているので、わかりやすく、示唆的であった。

 夢は無意識から意識へのメッセージであり、夢には意識に上っていることへの補償作用があるというくだりは、悪夢を見る無意味さに悩まされていた私にとってとてもありがたかった。

 ともあれ、いかめしいタイトルに惑わされず、ユング心理学について初歩的なことを知るとっかかりとしてお勧めしたい本である。



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