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ユングの考えが凝縮されている。勿論、著者の考えも展開されている。 |
30年近く前に書かれているが、全く色褪せないばかりか、逆に輝きを増していく著作である。 学生時代にも読んだが読み流しただけだった。著者のバックボーンであるユングの考え方が凝縮されて次から次に繰り広げられるので、つながりが分からなかったし、この本に限らず、夢分析でとり上げられる個々の事例の解釈をうさん臭く思っていたからだろう。 今、「思秋期」にして再読すると、理解するというより、腑に落ちたり、納得がいくのである、まさしく年のせいかもしれない。 中年からのアドバイスとしては、この本を読む前に、著者の心理療法やカウンセリングについての講演録等から入った後で、この本を読まれたらいいと思う。例えば、『カウンセリングを語る』『カウンセリングを考える』をオススメする。 |
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