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無意識の構造 (中公新書 (481))

無意識の構造 (中公新書 (481))

とても良い / 口コミ件数 : 7


価格 : 693 円





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口コミ件数:7 1 2 次ページ
1.  とても良い 形外さん 書き込み日: 2003年10月24日

無意識や夢分析の話を抵抗なく読める本

この本は「構造」と銘打ってありますが難解な構造論とは無縁です。平易な日本語で無意識が語られています。もともとはNHKテレビの大学講座を土台にした本です。ユングの分析心理学を自家薬籠中のものとした著者の語り口は翻訳概念であることを意識させません。

自我とは何か、自己とは何かを知り、両者を相互に位置づけるには、意識と無意識の構造を知らなくてはいけません。僕には著者の説明する自我と自己が一番しっくりきます。この本で自我と自己をわきまえておけば精神医学の教科書を読む際に理解が容易でしょう。

余談ですが、日の丸というシンボルが否定的に解説されています。これは時代のせいでしょう。無理もありません。昭和五十二年が初版です。



2.  とても良い け5さん 書き込み日: 2007年08月19日

なんだかすっきりする

2年ほど前(大学生のとき)に一度読んだが、その時は自分の経験を本の内容と結びつけることがあまりできなかった。

改めて読んでみて、自分の「深層心理」を深層心理学に位置付けるという体験ができたような気がする。
自分の心理が一般的に説明されてしまうという体験は、なんだかすっきりするものがある。
僕の場合は特に、エディプスコンプレックスと、アニマ像の投影がそれであった。

ほぼ事前知識なしでも読めたので、深層心理学の入門書として良い本だと思います。



3.  とても良い 子猫@さん 書き込み日: 2003年12月17日

読みやすかったです。

専門的に心理学を学んでいなくても、
とても読みやすい本です。
この本をきっかけに、心の世界に興味を持ちました。



4.  とても良い kaizenさん 書き込み日: 2010年01月10日

新書としては体系的で

最近、新書で、勉強になる本は3冊に1冊くらいあるが、
参考文献も含めて勉強になるのは10冊に1冊くらいです。
よく参考文献のない新書がありますが、うれしくないです。

ある分野について知ったら、次に何を読めばいいか。
書いてあることの裏を取るのに、何を読めばいいかが分る。

本書は、ユングに偏っているとはいえ、
内容も、参考文献もとても参考になる。

無意識のことについては、解説的な本書だけでは、
十分につかむことはできないと感じました。

日本庭園、座禅、お茶など、静かなもののなかに、
無意識に関する解があるかもしれない。

本書で読んだことと、自分で感じたことをまとめると、
無意識について、感じられるようになるかもしれない。



5.  良い 彗星さん 書き込み日: 2006年09月08日

色々な精神理論

意識的にとらえたものを円などの具体的な形で表現するイメージの働き、異性の親に対する愛が極度に強いあまり、同性の親を排除しようとするエディプス・コンプレックス、男性が抱いている女性像、及び女性が自分の中に抱く男性像を指すアニマ、アニムス像、あらゆるものを呑み込もうとする母性、社会的地位に応じて自分のつける仮面(教師なら教師らしく、社長なら社長らしく)を示すペルソナ、自分の本来の人格ともう一つの人格が対象化し、もう一つの人格が影となって遊離するドッペルゲンガーなど色々な心の働きやその理論などをこの本を通じて知る事ができ、この本はとってもためになったと思う。しかも無意識の部分は、自分の中にある精神的なものを具体的なかたちでシンボルとして表現したり、異なる性の特徴を内包するなど、(無意識の異性像)不思議な働きをもっていることがわかった。無意識は夢や影など、普段自分達があまり自覚していないようなものの働きをコントロールしているので、それらを少しでも知るのにこの本は役に立ったと思います。本当に興味深かったです。



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