とても良い / 口コミ件数 : 2件
価格 : 1,155 円
同じ著者の「江戸の性愛術」に度肝を抜かれて本書を手に取った次第。 歴史的文献である、遊女性技指南書「おさめかまいじょう」をベースに書いている「江戸の性愛術」が、主として遊女と客の関係、性器の形状等、遊女として「よい」「わるい」の視点で書かれているのに対し、本書は夫婦間の行為にフォーカスした書です。 いわゆる子宝に授かる方法、ではなく純粋に快楽を追求したhow to sex本。イラストの豊富さ、という点では「性愛術」に一歩譲るものの、江戸当時の感性と現代の感性を比較しながら読むと興味深い、というか江戸のそれのほうが今よりもはるかに「濃かった」ように思います・・・あまり本書のディティールに言及するのは控えますが、やはり前著同様、カバーをかけて電車のなかとかでうすーく開けて読むのがスリリング(笑) 夫婦関係は淡白になったのでしょう、現代社会は。セックスレスとは無縁の江戸時代。
江戸時代に発行された性に関する本を図版ごと丁寧に紹介してくれる。どの本も本物はおろか復刻版でさえも見ることの難しいものばかりなので、図版を見るだけでも楽しい。もちろん本文も詳しく解説してくれる。圧巻は女性器を分類した章だろうか。江戸時代にすでにここまで観察、記録したすきもの達がいたことを知ると脱帽する。