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価格 : 1,575 円
小生子供が小学5年生。中学受験をするわけではありませんが、一定のレベルは保っておきたいと子供に勉強させています。塾には行かない方針。数学では定評のある四谷大塚の国語のテキストを使っていましが、出題の質に疑問を覚え始めたところで、この本を見つけました。第1部は大学の国語の先生が息子の中学受験にで付き合った興味ある受験期。第2部は入試問題の回答テクニック集。この手の現代国語回答法には不明確なのが大半だが、本書はシステム的に読解法を公開してある。小生の受験期にあったらと思った。大学受験にも使える。小学生にやらせるには、親も本気で読むのを手伝う必要があるだろう。
小学校国語教育が何を求めていたかを明確に知らなかったボク自身にとって,石原氏が「小学校国語教育=道徳教育」と明言するところが痛快である。「あっ,そうなのか!」と気付いたとき,「小学校国語」が見えてくる。ボクたちは,小さい頃から「大人」になることを求められていたのかと改めて理解できる。そんな一冊です。もちろん,「私小説」として十分「親子受験」も堪能できる。 この新たな「視点」から,中学校国語,高校現代文が何を求めていたのかを知りたくなり,次々と石原氏の作品に手が出るというもの。「(色々な意味で)巧い!」っと改めて石原氏を尊敬しますよ。 追記 二項対立で物事を判断する習慣はやはり大事?それとも,もう古い?
活字が大きめなので極めて読みやすい本です。 具体的に中学受験を目指す人に、塾や学校の選択にも有用です。 受験国語のことを批判的に書いていますが、 真実をついてはいます。 国語は道徳教育という表現には納得しました。 残念ながら女子御三家などを狙う人には、 多少物足りない感がありました。 私立大学附属中学の意見は貴重な意見と思いました。 駒場東邦、桐朋中学受験の方には必読な本でしょうか。
昔、現代文の学習参考書で「新釈現代文」という名著がありました。今は絶版になり出版社(新塔社)も倒産してしまったらしい。石原千秋氏の恩師は「新釈現代文」の著者の高田瑞穂先生だということです。「新釈現代文」が入手不可の今、石原先生の本は、国語の学習を単なる受験対策に終わらせない、深い内容を持った数少ない良書だと思います。
受験を控えた小学6年生当人よりも、スポンサーである親御さん達の方が ピリピリし始める季節になりました。本書がそのスポンサー達のマイナー トランキライザーであることはいまさら申すまでもありません。 その大きな理由は、大多数の親御さんと著者とが年代的にも環境的にも 似通っていること、そして、誰もが共通して感じている受験制度の矛盾を著者 が代弁している、というガス抜き感にあることは否定できません。 しかし、本書が類書をしのぐロングセラー足りえた秘訣は別のところにあります。 それは著作を単なる「親子受験格闘日記」に仕立てなかったことで、ややもすると 干渉過多になりがちなこの時期の親子関係をうまく希釈できたことでありましょう。 即ち後半の国語設問研究の部、がその希釈剤、緩衝剤であるわけです。 内容はタイトルとかけ離れたもので、読解法でも秘伝でもない意味不明の代物であります。 学者さんの独り言といっても良いと思います。それでも読者を惹きつけて止まないのは、 その真剣さ、肩の力の入れよう、であります。 合格発表が済めば、あっけなく、ほんとにウソのようにあっけなく崩壊するこれらの コダワリは滑稽ですらあります。日本人のみならずアジア人が走りやすい受験信仰の 根源が科挙による既得権益獲得、にあるとしても、中学をどうするかなんてあまり 意味のないことなんですがね・・・。 私はこの本を7−8回通読し、中学受験を控えた5年生を持つ知人に贈与しました。 もちろん国語参考書としてでなく、自嘲も含めた親バカ小説としてであります。