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お金に換えることができない価値があると思っている人に |
市場経済に対して違和感を持つ人が増えてきているが、その違和感がどこから来るのか、この本を読むとよくわかる。ウィリアム・ぺティーからマルクス、ケインズまでのお金に対する考え方を整理している。経済学者でなく、哲学者が書いているので、お金に関して深く考える拠点を探している人にもオススメ。特に地域通貨に興味を持っているが、思想的なバックボーンを強化しておきたいと思う人や金融業界に就職しようと考えている人には最適である。本書の領域からは外れるから記述が少ないのは止むを得ないが、なぜ市場経済の限界が発生し、貨幣による価値交換が適切でないケースがあるのか、また、それらと市場経済が折り合いをつけるにはどうしたらよいかに言及すると本書の価値が一段と向上したと思う。 |
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