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河童が覗いたインド (新潮文庫)

河童が覗いたインド (新潮文庫)

とても良い / 口コミ件数 : 21


価格 : 620 円





クチコミReview一覧
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1.  とても良い actさん 書き込み日: 2001年11月23日

悔しい

私は、世界を30ヶ国ほどウロチョロいたしました。
猿岩石がブームになる前から、貧乏バックパッカーをしておりました。
そんなわけで、旅行関係の本を読むのが好きなんですが、自分と同じ所へ行ったりしている本を読んでいると、「全然おもしろくないぞ、俺の旅行のエピソードの方がはるかにすごいぞ」と、思っちゃったりする事が少なくありません。

が、この本は違います。
視点が、感性が、まったく違います。
「俺も同じ所へ行ったのに・・・」
と、自分の目の節穴かげんを嘆き、情報アンテナのレベルの低さに絶望したくなるほど、すごい本です。すごい筆者です。
他にも、シリーズとして何冊かあります。
この本を読んだ人はまず間違いなく、他の本も買うでしょう。
お薦めです。



2.  とても良い 山根晋爾さん 書き込み日: 2006年10月25日

これは面白い!

インド本の中では断トツの面白さ。こないだまでは椎名誠の「インドでわしも考えた」が一番だったのだが、その椎名さん本人が本書が一番面白いといっていたので思わず購入してしまう。誰もが手にとってパラパラめくると「なんじゃこれは!」という新鮮な驚きを感じずにはいられない。妹尾さんの旅の仕方の前ではインドで下痢になることなど屁でも無い。むしろ下痢になりそうなものを片っ端から試していき「あ〜やっぱりね」という程度なのだ。
旅の途中の出来事と、歴史の話を、違和感なく織り交ぜてくれるので読んでいて肩が凝らないし、なによりも柔らかい絵で更にグッと引きこまれてしまう。どうしても妹尾さんの絵は細部まで見てしまいたくなるのだ。
わたしもこないだインドを旅行してきたのだが、20年以上前に出された本書を読んで驚いたのは「何も変わってないじゃないか!」ということだ。現在の旅行バイブルとしても十分通用する凄い本。



3.  とても良い sheep23さん 書き込み日: 2007年01月14日

写真じゃ見えない美しさ

ページを開いたその瞬間、
「これは凄い!」と思わず唸ってしまうはず。

非常に細かくて綺麗な絵と読みやすい文章(なんと文字まで手書き)で
インドの面白さが的確に伝わってきます。
旅の感想だけでなく、訪れた土地の歴史や建物の実態まで
わかりやすく説明されているので、まさに一石二鳥な旅行記です。

いわゆるバックパッカー的な旅行ではありませんが
インド人との交流シーンも多いので、インドを知りたい人のための
入門書としても最適。



4.  とても良い さん 書き込み日: 2000年12月01日

文章もいいけれど著者描くところのイラストが素晴らしい

旅行記が成功するかどうかは、文章のよしあしも大きいが、それよりも何よりも著者の好奇心の度合いが問題である。好奇心が人並に過ぎず横着者であまり動こうとせず外をうろつき回るよりも寝ているほうがいいなんて人の旅行記が成功するわけがない。というより、こんな人はそもそも旅に出たりしないか。その点、著者は自他ともに許す異常な好奇心の持ち主で、あらゆる所に鼻をつっこみ、耳をかたむけ、人の迷惑も省みない詮索魔となって、我々旅行記ファンのために傑作をものしてくれたのである。インドと言う国はまあ誰が旅してもそこそこの旅行記が書けるような、魑魅魍魎の跋扈する面白おかしい国だけれど、そこに著者のような好奇心の病的にふくれあがった人が飛び込んだのだから、これは放っておいても傑作が誕生するというものだろう。そこにまた、著者描くところの懇切丁寧なイラストがおまけについて、唯一無二の素晴らしい旅行記となった。これは、宿泊したホテルを安いのから高いのまで一切差別をつけず、天井に住まう鼠の視点で描いたもので、そのデティールの美しさはこれだけでも一見の価値がある。従って、できることならこの本は、文庫本ではなく単行本で味わうべきものであろう。文庫になればイラストがちょっと小さ過ぎて何だか物足りないのである。 姉妹本に欧羅巴編があるけれどこれは………、まあインド編と比べるのは酷というものか。



5.  とても良い さん 書き込み日: 2002年01月13日

これ以上、お買得な文庫本はない!

ページをめくるとそこは河童ワールド。好奇心の塊とも言える著者のインド旅行記。最初に驚くのは、ページあたりの情報量とこだわりの量がすごいのだ。普通の文庫本に慣れてしまった私は、手書き文字の文章のボリューム、そして精巧なイラストに圧倒された。巻き尺魔で階段を数えるのが大好きな妹尾さんに触発されて、いったい1ページが何文字になるのか数えてみた。なんと1104文字! 普通の文庫本が1ページ600文字前後なので、約2倍の文章量。これが270ページ。また、イラストへのこだわりからか? 文庫本とは思えない紙を使っているのもポイント、これでわずかこの価格。

 イラストを眺めてから、気になるところ読んでもいいし、読み終わってからイラストを眺めてインドに思いを馳せてもいい。これだけのこだわりが詰まった一冊、内容がつまらないはずがない。即買いをおすすめする!



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