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現在の世界経済の危機の様子が手に取るように予見できる本! |
この本は本当に面白い! 経済小説を読むかのように、読み出すと止まらない。
ただ、いま読み返すと怖くもなる。
いまニュースや新聞を賑わしているサブプライムローン関連商品も、結局は
この本で解説されている金融工学を駆使したデリバティブによる商品だ。
リーマン・ブラザーズの破綻も、この本で解説されているノーベル経済学賞受賞者たちが
やっていたドリームチームのLTCMの破綻と本質的には同じではないか。
この本で解説されているアジア通貨危機やロシア危機などの話を踏まえて、いまの経済状況を
考えると、「結局、世界経済は進歩がないのか?」と思ってしまう。
それくらいこの本が世界経済の本質を突いている構成なのだろう。
あらためて細野氏の「数学的思考力」には脱帽する。
ヘッジファンドやユーロやEU加盟国の危うさ、ロシアや中国などの新興市場国の脆さなど、
いまの世界経済の動きを知る上で欠かせない重要なトピックスが満載。
現在の経済のニュースをもっとわかるようになりたい人は、
是非「日本経済編」のあとに読んでもらいたい。
私はこの本で経済の面白さを体感したのを今でもよく覚えている。
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