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価格 : 893 円
私は映画「シンドラーのリスト」を見て涙が止まらなかった。 シンドラーは、ナチスの軍需工場のために強制収容所のユダヤ人を雇い入れながら、最後は操業ができなくなって私財をすべてなげうって破産して尚、終戦までユダヤ人を雇い、保護し続けた。 一方、リトアニア領事だった杉原千畝は、第2次大戦開戦直後、ヒトラー・ドイツがポーランドに殺到してユダヤ人迫害をはじめた際に、行き場もなくリトアニアに逃れてきたユダヤ人たちに、日本政府の制止を無視して数千枚のビザを発行し、唯一の脱出ルートだったシベリア経由で日本にユダヤ人たちを脱出させた。 縁もゆかりもない、悲惨な人々に対する、身を呈しての無償の愛。 戦後、イスラエルは、国家をあげてシンドラーと杉原千畝を顕彰した。 子供には、どうしても知っておいてもらいたい人物の伝記である。 我が家ではアンネ・フランクの伝記と前後して読ませたところ、遊ぶ際に「たいへん、ナチスが来るわ」と言って押入れにかくれたりしていたが(^^;)。
私はこの本を通じて初めて杉原千畝という人物を知りました。ドラマにもなった杉原千畝という人。あべさよりさんの丁寧な絵がドラマのように当時の情景を見せてくれました。
最近、「つくる会」教科書問題で話題沸騰ですが、こういう立派な人もいたということを子どもたちに語り継ぐべきでしょう。良書ですね。
このような信念のある外交官がいたことを日本人として本当に誇りに思いたい。小学校3年生のむすめが感動して繰り返し読んでいます。 公務員として本省の命令に従わないことの恐ろしさは大変なものがあると思いますが,人間愛を貫き通したことは実に素晴らしい。 多くの人に必ず読んで欲しい本です。
自分の立場が危うくなることやナチスに目をつけられることを承知の上で ユダヤ人難民にヴィザを発給した博愛主義の英雄・杉原千畝の生涯を 真摯かつユーモアたっぷりに描いた、本シリーズ中1、2を競う傑作。 あべさよりのまんがも児童書で鍛えただけあって表情の豊かさが冴えに冴え、 シリアスなテーマを全く退屈なく読ませてくれる。 序章やエピローグは微笑ましく、ヴィザ発給を決心する場面は 千畝の強固な信念を余すところなく表現している。最後のページも文句なしに感動的。 「大人ってどんな人なの?」小さな子供にそう聞かれたら、「こんな人だよ」とこの本で答えたい。