 |
1. とても良い |
ヨーグモトソスの孫さん |
書き込み日: 2004年07月25日 |
|
 |
至上最高の不滅の古典!! |
世界史を習った人なら誰もが知っている、 ダンテの「神曲」。 翻訳が素晴らしく綺麗です。 地獄編では 我々日本人にはあまり馴染みの無いヨーロッパ中世の地獄の様子、 中世のキリスト教の考え方、ダンテの痛烈な社会批判、 読めば全てがわかるようなまさに百科事典的な知識の集大成!! 「神曲」全編を通して考えるなら個人的に地獄編が一番面白いです。 文章を見てみると難しく思いますが 読んでみたらスラスラ読めます。解りやすい脚註もついてます! (この脚註のおかげで中世の知識が無くても「ああ、なるほど」みたいな感じで読めます。) 世界史のルネサンスで覚えたこの作品、読んで損は無いと思います。 |
 |
|
 |
4. とても良い |
DEUS EX MACHINAさん |
書き込み日: 2005年08月21日 |
|
 |
できれば豪華版で |
私は文庫版ではなく最初に刊行された旧訳・旧仮名の豪華本で読んでいるが、訳文に「見まく欲りする」「時じく」など上代の蒼古たる語彙を散りばめた擬古文調の口語訳といい、独自の神学に基づいたおどろおどろしいウィリアム・ブレイクの挿絵といい、ブレイク神学にダンテ神学を融合させている思いいれたっぷりな挿絵の解説といい、豪華絢爛で素晴らしいの一言に尽きる。各巻冒頭に記されたブレイクによる薔薇、向日葵、百合の詩も、最初に見た時は奇異に感じて戸惑ったが、これ以外にはないと思うようになった。 註釈も周到でわかりやすい。『神曲』は様々な神学、神話伝説、科学的知識を詰め込んだ百科全書的書物だけに、天国篇など本文より註釈の方が分量が多いぐらいだが、読ませる。 ただ、文庫のサイズでは大幅に魅力を減じるので、できれば文庫版でなく豪華版で読んで欲しい……というのは文庫版レビューとしては不適切なコメントだろうか。 |
 |
|
|