良い / 口コミ件数 : 10件
価格 : 693 円
最近の新書には珍しく地味なタイトルですが,中身はとても良い本です. 著者は,子どもも大人も自分の気持ちをうまく取り扱えなくなってきており,このことが様々な困ったことを引き起こしていると述べています.そして,自分の気持ちを知る,そして,相手の気持ちを知るにはどのようにすればよいかということを,著者が行っている研修会での取り組みなどを含めて紹介しています. 本書を読んでみて,用意されている設問に答えようと考えるときに,いかに自分で自分の気持ちがちゃんと把握できていないかという事を感じました.また,子どもからの問いに対して,ありがちな答えをすると子どもたちはどのように感じることになるのかということもよく分かります. 本書は概ね,先生ないしはお母さんのために書かれていますが,父親である私にとっても十分ためになりましたし,部下を持つビジネスマンやあるいは日常の生活におけるコミュニケーションにとっても役に立つ内容だと思います. 例題や設問に答えていくことによって気持ちの取り扱い方というものを発見できる良い本です.
とても考えさせられました。ぜひ読んで見てください。でも、きっと一番読んだほうがいい人は興味を示さないんだろうなぁ。
「周りの人への思いやり」を考えるにあたって、「親切にするべきだと考える」(=知識)から思いやるのか「親切にしたくなる」(=感情)から思いやるのか、あなたはどうですか。
今日からでも、感情をもっと大切にしてみたいと思いました。
今まで、自分が思ってきた子供の接し方を大きく変える本でした。「どうして?」と子供に聞くことは、理由を聞くために大事だと思っていたのに、実は圧迫感を与える言葉だというのは知らなかった。一番自分にとって参考になったのは、子供のわからないは、実はわかっていても言葉が見つからないのであり、大人が自分から気持ちを話して、子供に言葉を提供することが大事だということです。ぜひ読んで、子供の接し方の参考にしてほしいです。
少年犯罪や社会問題で、親の子への関わり方が取りざたされている。親が自分の子に与える影響は多大であり、親は自分の責任の重さをもっと知るべきである。教育現場では「生徒理解」と称して、子どもの心を把握し、的確に対応していくことが重視されている。そういった立場にある方には、ぜひ読んでほしい一冊である。 内容は難解でなく、文体も大変易しい。
ストレス社会の中で、いかにポジティブに自分を見失わずに生きるかなど様々な本があふれる中でこの本は「自分のネガティブな気持ちを認めることの大切さ」を説いています。以前に子供教育関連の仕事をしていたこともあり、親から子への影響力の怖さは目の前で見てきました。「大人に余裕があってこその子育て」と理解していても今の日本の社会システムでは正直大人も自分自身のことで精一杯だと思われます。自分の心や他人の心を知る難しさを実感させてくれる良書だと思います。ぜひ読んで見てください!