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官僚の世界では自らを自治官僚と警察官僚の両生動物と称し生き抜いた後藤田正晴の口碑の下巻。政治家の世界では田中派から中曽根内閣の官房長官として活躍。政治理念は国内治安ではタカ派、国際安全保障はハト派と実に変幻自在に大正〜平成までを生きた「偉人」のオーラルヒストリーの傑作。上下巻を通読されることをお薦めします。
ボクの記憶が残っている時代のお話になってきたので、時代背景に関するコメントが非常に少なくても、何とか理解できるようになって来た。時系列順にインタビューしているのかは知らないが、上巻に比べて、インタビューアのツッコミが深くなっている気がする。良いことだと思う。 しかし、つくづく残念に思うのは、証言を聞きだして満足しないで、一つのノンフィクションに仕上げて欲しかったなあ、と思う。そうすればもっと面白いものになると思うのに…