本・雑誌 日本国債(上) (講談社文庫)の口コミを検索

トップ本・雑誌経済・社会小説日本国債(上) (講談社文庫)
を 商品名

日本国債(上) (講談社文庫)

日本国債(上) (講談社文庫)

良い / 口コミ件数 : 38


価格 : 600 円





クチコミReview一覧
評価の高い順 評価の低い順 書き込み日の新しい順
口コミ件数:38 1 2 3 4 5 6 7 8 次ページ
1.  とても良い nyさん 書き込み日: 2004年12月29日

引き込まれた

 その存在は誰もが知っているが、実態となるとあまりよく
知らない日本国債の発行という意表をついたテーマ設定。
登場人物や交わされる会話、場面設定も大変よく考えられて
おり引き込まれた。

 小説としても成功しているうえ、日本国の財政事情がいまや
火の車の自転車操業状態である事、そのことに対して抜本的な
対策も講じず思考停止状態で問題を先送りしている政府や金融
当局の無責任ぶり。さらには、そんなシステムも意外と危うい
合意の上に成り立ているものであることなど、本当に考えさせ
られるものであった。

 拍手喝采の1冊でした。



2.  とても良い nokkoo2さん 書き込み日: 2003年07月15日

丁寧な取材の価値があります

当時は新鮮だった、メールによる市場関係者の情報交換。今では当たり前ですが、この小説の価値は、日本国債の市場がどういう論理の上に成り立っているかが部外者にもできたということではないでしょうか。株式投資にしろ、ファンド購入にしろ、日本経済の屋台骨の一つであるJGBの真実の一面を知ることは貴重なことであるように思います。



3.  とても良い さん 書き込み日: 2005年01月22日

すばらしい才能です

私が幸田真音さんの小説を初めて読んだのが「凛冽の宙」でした。
幸田さんの投資銀行マンとしてのご経験がない分野にもかかわらず、登場人物の個性的なキャラクターに応じた微妙な心理描写等その的確かつドラマティックなストーリー展開に引き込まれ、最後まで一気に読んでしまいました。
かく言う私もNPL、商業用不動産、CMBSを扱う投資銀行マンであり、自分が主人公になったかのような(なりたいと思えるほどの)錯覚をおぼえるくらい引き込まれ、読了後は他の小説がなかなか読めないほどでした。

これがきっかけで幸田さんの他の著作を読み始めたわけですが、この「日本国債」もすばらしいの一言に尽きます。私は10年以上邦銀におりましたが、ディーラー経験はないものの、まさしく金融業界経験者にしか分からない人生観のようなものに共感しながら一気に読み終えてしまいました。

辛口批評も散見されますが、金融関連知識を得るための専門書ではないので、違う本質を求めて勘違いしてはいけないと思います。
人間性の描写、特に女性にしか書けない幸田さん独特のタッチの金融経済の論点を題材にした”小説”であることが魅力なのです。
経済小説の中では、金融業務経験者であり、実際の経験を踏まえつつ深みのある人間性溢れるタッチのストーリーを描ける数少ない小説家のお一人だと言えます。



4.  とても良い recorder03さん 書き込み日: 2000年11月19日

二つの緊張感

こんなにもワクワクする小説は初めてです。私が、この小説の舞台に近い職種で働いているせいもあるかもしれません。いやはや、自分の携わる仕事を客観的に描かれるというのは、恥ずかしさを通り越し緊張感さえ感じてしまう。おそらく今後、日本の債券市場参加者の大部分が読むであろう小説でしょう。ただ、その購読シェアが増えれば増えるほど、債券市場参加者の潜在意識の中に植え付けられる「未達」「金利上昇」というキーワードが、実際の市場に影響を与える可能性が高まるという自己実現ループが始まることを、ここでは、指摘しておきたいのです。つまり、バーチャルな小説の世界が、リアルな金融市場に影響を与えるという危険性です。小説自身が債券市場を動かす契機になるとも知れず、「ちょっとした!偶然に近いことが必然的になされ、不可能だと思ったことが現実化してしまう」という小説の中に描かれたプロセスが、「ちょっとした虚構が必然的に描かれ、すぐには起こり得そうもないことが現実化してしまう」という、実際の債券市場に波及する可能性を見つめておく必要があるのではないでしょうか?少なくとも杞憂に終わればいいのですが、この点が、小説「日本国債」から感じないわけにはいられない、もう一つの不思議な緊張感なのかもしれません。



5.  とても良い aonuma10さん 書き込み日: 2000年11月22日

主婦にもお奨めの経済小説

幸田さんの小説は『インタンジブル・ゲーム』(現在、講談社文庫より『マネー・ハッキング』として刊行)以来のファンですが、ハラハラドキドキの展開に加えて、女性のしっとりとした心の移り変わりが描かれて、とても心が安らかになります。 『日本国債』は読む前は、少々難しいと思いましたが、読み始めたら止まらなくなってしまい、2日で読み終えてしまいました。 現実に起こってはいけないことが書いてありますが、今の世の中では何が起こっても不思議はないという状況ですから、余計にハラハラしてしまうのでしょう。 面白かった〜!!!



1 2 3 4 5 6 7 8 次ページ

文学・評論
思想・社会・ノンフィクション
人文・思想
社会・政治
ノンフィクション
歴史・地理
ビジネス・経済・キャリア
投資・金融・会社経営
科学・テクノロジー
医学・薬学
コンピュータ・インターネット
アート・建築・デザイン
実用・スポーツ・ホビー
資格・検定
暮らし・健康・子育て
旅行ガイド
語学・辞事典・年鑑
教育・学参・受験
こども
漫画・アニメ・BL
タレント写真集
ゲーム攻略本
エンターテイメント
新書・文庫
雑誌
楽譜・スコア・音楽書
古書
カレンダー
ポスター