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1. とても良い |
nyさん |
書き込み日: 2004年12月29日 |
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引き込まれた |
その存在は誰もが知っているが、実態となるとあまりよく 知らない日本国債の発行という意表をついたテーマ設定。 登場人物や交わされる会話、場面設定も大変よく考えられて おり引き込まれた。 小説としても成功しているうえ、日本国の財政事情がいまや 火の車の自転車操業状態である事、そのことに対して抜本的な 対策も講じず思考停止状態で問題を先送りしている政府や金融 当局の無責任ぶり。さらには、そんなシステムも意外と危うい 合意の上に成り立ているものであることなど、本当に考えさせ られるものであった。 拍手喝采の1冊でした。 |
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3. とても良い |
さん |
書き込み日: 2005年01月22日 |
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すばらしい才能です |
私が幸田真音さんの小説を初めて読んだのが「凛冽の宙」でした。 幸田さんの投資銀行マンとしてのご経験がない分野にもかかわらず、登場人物の個性的なキャラクターに応じた微妙な心理描写等その的確かつドラマティックなストーリー展開に引き込まれ、最後まで一気に読んでしまいました。 かく言う私もNPL、商業用不動産、CMBSを扱う投資銀行マンであり、自分が主人公になったかのような(なりたいと思えるほどの)錯覚をおぼえるくらい引き込まれ、読了後は他の小説がなかなか読めないほどでした。 これがきっかけで幸田さんの他の著作を読み始めたわけですが、この「日本国債」もすばらしいの一言に尽きます。私は10年以上邦銀におりましたが、ディーラー経験はないものの、まさしく金融業界経験者にしか分からない人生観のようなものに共感しながら一気に読み終えてしまいました。 辛口批評も散見されますが、金融関連知識を得るための専門書ではないので、違う本質を求めて勘違いしてはいけないと思います。 人間性の描写、特に女性にしか書けない幸田さん独特のタッチの金融経済の論点を題材にした”小説”であることが魅力なのです。 経済小説の中では、金融業務経験者であり、実際の経験を踏まえつつ深みのある人間性溢れるタッチのストーリーを描ける数少ない小説家のお一人だと言えます。 |
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