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私達の本当の意味での豊かさとは?私達が求めている政策がここにある |
本の構成は、まず序章では現在の日本の本質的な問題を浮き彫りにし、第1章では旧来の経済理論が通用しないこと(「デフレ」と呼ばれる現象の本当の正体など)、「提供者の論理」で動く政府の的外れで愚かな政策、日本の構造変化の本質、深刻な日本の長期衰退傾向など。第2章では日本の構造変化を生き残るための企業戦略。第3章はロウアーミドル時代を生き残るための生活者の個々の意識思考改革の重要性、必要性。第4〜6章は生活者大国を阻害する理不尽な規制や制度や政府の政策や国民の意識、そして具体的な大前研一改革案といった流れです。
どれも根拠があり論理的でかつ明確で具体的な内容であり、日本の現状の分析や私達が求めている政策が全て書いてあると言っても過言ではないと思います(例えば税金の問題を一発で解決できる案など)。
私は大前研一氏の信者ではありませんが、根本的な原因を解決する論理的で具体的な真の「改革」を述べるまともで誠実な姿勢や具体案には誰もが納得せざるを得ないと思うし(感情的な視点だけで読まなければ)、ましてや更にここまで緊迫した現状や揺るぎない証拠が揃えば政治や経済に詳しくない、関心がない人でも疑う余地無しだと思う。
ただ大前研一氏の力だけもちろん実行できないし、この本を読んでそれを求めるのも国民だし、求めていても「でも理想だよね」と諦めてしまうのも私達国民なのだと思う。そして後者がとなってしまうのが現在の私達日本国民なのだと思いました。第1章で大前氏の言うとおり、内容はともかく旧勢力の一掃が小泉内閣によって可能だったのだから、諦めず国民一人一人が求めるのが正解であり、何よりそれが今の日本に一番重要なのだと思いました。
この本は、私達をそう意識させ、論理的に本質を考えるきっかけとなる価値ある本の一つだと私は思います。大げさに聞こえるかもしれませんが、日本国民必見の書。とてもおすすめです。 |
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