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5. とても良い |
もうすぐ年金がもらえるおじさんさん |
書き込み日: 2005年10月14日 |
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中国史を「盗賊」の観点から解明 |
ここでいう「盗賊」とは、武装した人々が集ってできた農村・都市を略奪する一団のことである。山に巣窟を構えれば山賊、沿岸や島で仕事をすれば海賊、騎馬隊形式なら馬賊と呼ばれる。失業者や、食いつめ者はいくらでもいたので、すぐに人が集まって大人数になる。それにPR係のインテリが加わると、一つの地方を支配することもある。さらに中国全土を統一するまで大きくなったのが漢の劉邦、明の朱元璋である。成功するのは一握りで、李自成、洪秀全(太平天国)は中途で挫折する。 さて、きわめつけが毛沢東だ。彼は師範学校出のインテリだが、中国伝統の盗賊の手法で見事に中国全土を平定したのだ。しかも盗賊らしく、その後は功臣・知識人を追放し、自分の妻(江青夫人)に好き勝手をさせている。 本書を読んで、中国の正史のいいかげんさも良くわかった。小説を素材にしたりするからだ。 著者の文体は、とぼけた皮肉があって親しみが持てる。例えば、「盗賊が人気を取るのは比較的楽である。モトデがかからない。悪いことさえしなければ「盗賊だのに金も女も取らない」と人気があがる。」といった調子である。 |
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