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とにかく先に映画見れ!そしたらいろいろ知りたくなって、買いたくなるぞ。 |
最近公開された映画『アフタースクール』の紹介本。同作品は大泉洋、佐々木蔵之介らが出演、内田けんじが監督。80ページにキャストへのインタビュー、監督が好きな映画、ロケ地紹介などが収載されている。旅行ガイドブックのような写真割りで、全ページカラー。最後には、映画を見た後に読む袋とじ情報(監督が本作品で表現したかったこと)とキャストのサイン入りグッズのプレゼントがある。文字数は映画館で売っているパンフレットを厚くした程度で、1〜2時間もあればすべて読める分量。
映画を見ていなければ本書を購入することは絶対になかったと思う。それほど映画のできがよかった。後日DVDが発売されたら必ず購入しようと思うが、脚本と編集だけでこれほど面白く、心に残る映画が作れるのかと、改めて邦画を見直した。本監督は『運命じゃないひと』でカンヌにおいて4つの賞を獲得していて、そちらのDVDも購入してしまった。映画は行方不明になった同級生をさがす探偵(佐々木)が主人公(大泉)のもとに現れ、謎を解くうちに事件の全貌が明らかになっていく展開。クライマックスではそれまで断片でしかなかったピースがみごとに組み合わされて、大きなパズルが完成すると同時に、強く感動させられる仕組みだ。
とにかく映画をみなさい、面白いから。そうすれば本書も読みたくなると思う。映画館のパンフレットも購入したが、これは大学ノート風のしゃれたつくりになっている。そちらも脚本を採録した袋とじページがあって、他の映画のパンフレットよりも内容は充実していると思う。
映画を見る前に袋とじ部分は絶対に見てはいけない。星4つは甘いかもしれないが、これは星5つの映画に依拠するためであり、映画を見ていなければ本書の良さは分からないと思う。 |
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