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価格 : 2,730 円
日本のあらゆる現象には妖怪が関わっている。と断言できるほどに沢山の妖怪がいて、それぞれが地域によってまた異なった特徴を持っていることがよくわかります。総項目数1592、水木しげるさんの妖怪画641点を収録。辞書のようにあいうえお順にあらゆる妖怪が載っています。出典もしっかりと。大辞典ですから。研究なんかされてる方は資料にもなるのでは。
そもそも妖怪というのは日本人にとってすごく身近に感じるものではないでしょうか。水木しげるさんの絵を見たことがない日本人なんていないハズです。私も小さいころは「風呂に入らないと垢嘗(あかなめ)が来るぞ」などと脅かされました。でも怖いながら親近感が湧くんです、彼らには。かの京極夏彦氏も公式サイト“大極宮”で「一家に一冊」と書いています。というわけで、私は早速“現基知”の隣に並べました。
日本の妖怪の解説。写真付、あるいは水木しげる氏の絵付で姿もわかります。解説としては、特徴、出没地域などか明記されています。1ページに3〜4つあるので、かなりの情報量だと思います。1色刷りで、なんとなく新聞を感じさせるような印刷です。
題名のとおり妖怪に関する項目がたくさん載っている辞典です。出現地区や言い伝えが詳細に載っております。妖怪好きにはたしかにいい辞典かもしれませんが水木ファンにはいまいち物足りないような気がする辞典です。というのもあくまで辞典なので活字がメインで画はほんの添える程度のように感じたのです。妖怪はやはり見た目がメインかなとおもう僕の目からするとこの辞典には視覚に訴えるものがやや少ない気がしました。ただもっていて損のない一冊ではあります
水木しげる氏の描く「妖怪」には子供の頃、ずいぶん夢中になったものです。ウルトラ怪獣に対しての熱狂の延長で高じた妖怪好きだったのかもしれませんが、とにかくハマった頃がありました。子供の頃に点いた火というのはそう簡単に消えるものではないのか、今でもやっぱり妖怪愛がこういう本を見るとついつい再燃するものです。
ですが、この『大事典』、妖怪といえばやはり迫力の絵をメインで堪能したい者には少々物足りなさを感じます。1ページの上下半分はカラーの妖怪絵、もう半分はその妖怪の説明・・・昔の妖怪図鑑や妖怪大百科なら、これで魅了したものでしたぞ!名前と説明だけで絵が載っていない妖怪もあり、読み難さを感じる点で星は3つにいたしました。水木妖怪がオールカラーで網羅された「妖鬼化(むじゃら)」がこのボリュームならなぁ〜・・・
「日本妖怪大事典」という大層な書名からはこの内容は想像し難いものがある。絵は水木氏の、いろんな本に出ているものの使いまわしであるし、村上氏の解説もありきたり。出典を明記してあるのは評価できるが、長々しい書名と著者名をいちいち各項目本文の末尾に置き、しかも頻出する文献(つまり引用文献がきわめて限られているということだが)に対して記号で略記することもしないのは、原稿用紙の埋め草かと勘ぐりたくもなるというものだ。解説文そのものもよくある文献をまとめた程度で、本質に迫るような考察をしているともいえない。「ちょっと大人向け妖怪図鑑」というところか。 、