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幼馴染み 1983~2004

幼馴染み 1983~2004

良い / 口コミ件数 : 10


価格 : 1,470 円





クチコミReview一覧
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口コミ件数:10 1 2 次ページ
1.  とても良い 好きな作品さん 書き込み日: 2004年02月15日

幼馴染みのその後

20年前に出された文庫本の改定。
中身は旋風(ルビーアンソロジーより再録)、克美の主張、明の言い分(角川ルビー文庫より再録)、パラレル・遊戯ーO-SA-NA-NA-JI-MI-(ドラマCDより再録)、微熱の在り処(書き下ろし)になります。
あと、イラストが金ひかるさんに変わってます。

吉原さんのファンなら買うべきだと思いますが、以前の角川ルビー文庫より出された本を持ってて話の続きが気になるというのは特に話に発展はないので買う必要はないかと思います。

物語としては、勝気な主人公の克美、その後ろをいつでもついてきた金魚のフンの明。二人は幼馴染みだったが、年月が経つと泣き虫だった明はいつの間にか克美の身長追い越し、男前になって女生徒にももてるようになった。克美はそんな明が面白くなかったけど、明に好きなのは克美だと告白され、体の関係まで持つが、明に最近男の噂があり、それが気になるようになる。
この話のいいところは、あくまで受け側の克美が男の子をしてるところだと思います。女々しい受けが嫌いな方にオススメです



2.  とても良い 鳥巣ことりさん 書き込み日: 2004年03月11日

一位だったそうですよ

R>元々「幼馴染み」は小説JUNE誌3号(4号だったかな?)に掲載された現在のボーイズの黎明期を支えた作品の一つだったのです。

当時、美少年は「殺される」か「殺す」しか、その生きる道がなかったのですが(ホントですよ)、この作品で、ごくフツーの少年が(典型的な美少年でもなくね)圧倒的な攻的少年(今はやりの万能攻)に一方的にホレられる、しかもフツーの生活を送りながら――という王道のパターンを作った金字塔とも言える作品でした。

収録されている「克美の主張」は、当時の雑誌掲載作を文庫用にリメイクしたものの再録で、ルーツを知る密かに期待してしまったファンには残念なものですが、20年以上の月日を経ても色褪せない「吉原節」に感慨もひとしおです。

本作の注目ポイントは書き下ろしの「微熱の在り処」で、今まで描かれることがなかった「かっちゃん」の新たな一面を見ることができます。つか、ドキューンときます。これをもって「幼馴染み」はまた新しい命を得て続いていくことができるのです。

昨今の小手先の器用なボーイズ作家の作品に慣れた読者には「吉原節」は鼻につくところもあるかと思いますが、ボーイズのソウルの原点を知るにはとてもいい作品だと思います。
オリジナルと信じていた作品が、実は吉原理恵子の亜流であったと、そう気づくことがあるかもしれません。



3.  とても良い わびすけさん 書き込み日: 2006年06月14日

20年前もこんなの読んでたなあ・・・

懐かしいですねえ〜。20年前もこんなの読んでた自分がありありと思い出されます。
確かあの時期のボーイズラブは「少年愛」と銘打って、竹宮さんのジルベールに代表されるような、めくるめく朕美の世界が展開されていましたが、この「幼馴染み」は当時には珍しい学ラン物だったと思います。
なんせ20年前ですから・・・記憶も曖昧で間違ってたらすみません。
薔薇も百合もシルクのブラウスも出てこないこの作品は、結構はまった記憶があります。
学生を見ると「もしかしてこの人も・・・」とよからぬ想像をしてましたねえ。今でこそ珍しくもない同性愛ですが20年前は「禁断」でしたから。
今回読み直して感じたのは明の甘々のセリフがどうにも想像しづらかった事ですね。例えば「・・・しちゃった」等。
あのイラストのキャラだと、冷た〜いキャライメージが先行してしまいましたが、これは個人の好みの問題だと思いますので。
吉原さんはこの後「間の楔」等を発表されますが、これがとにかく重い・・「うへぇ〜」とか言いながら読んでたので(嫌いじゃないですよ)、この「幼馴染み」はなんとさわやかなお話なんだ!と再認識した記憶があります。
今、ボーイズラブにはまっている若い方々、一度お読み下さい。



4.  とても良い ぷちぷちさん 書き込み日: 2006年07月09日

昔読んだ人も、初めての人も

なんといっても初出が20年以上前!なのに色褪せていないところがスゴイ!!まさに現在のBL学園モノの原型であるといえます。
待ち望んだコンプリートの本作は、20年を経ての書き下ろしがあります。かっちゃんの素の「かわいらしさ」が垣間見え、ニヤけます。
昔読んだ人も、初めての人も、読んで損なしの一冊ではないでしょうか。



5.  とても良い モモ。さん 書き込み日: 2004年05月10日

読み返す度、好きになります。

20年前に出された作品の改訂版。
まさに、学園ものボーイズラブの原点ですね。
元気で勝ち気なフツーの男の子が、子分と思っていた幼馴染みに惚れられて、一方的に押しまくられる。
そうして始まった2人の関係ですが、本作では書下ろし「微熱の在り処」でこれまでと違った、克美の明に対する素直な心情が綴られています。

相手の気持ちも、自分の気持ちも受け入れて、少し大人になった2人――。
おすすめの一冊です。



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