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世紀の相場師ジェシー・リバモア (海外シリーズ)

世紀の相場師ジェシー・リバモア (海外シリーズ)

とても良い / 口コミ件数 : 20


価格 : 2,310 円





クチコミReview一覧
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1.  とても良い orientstarさん 書き込み日: 2008年07月10日

祝、緊急増刷

 2001年6月に初版が出て永らく品切れ状態でしたが、今年6月30日に増し刷りされ再び販売されることになり、これを待っていた身としては本当にありがたく思います。帯に「ネットで激賞の嵐、トレーダー永遠のバイブル!!、熱烈なラブコールに応え緊急増刷!!」とあり、この本の復刊を粘り強く角川書店に要望されてきた方々に心から敬意を表します。
 やはり評判どおりの読み応えで、ラインマーカーで色をつけた箇所は自分だけの箴言集となりました。付録としてリバモアの投資の鉄則がついており、本書の重要箇所をざっと復習できます。ここは本書の良いまとめとなっています。
 私個人として少し気になったのが、180ページ「リバモアは、自分の意識下の世界、つまり眠ることのない自分の精神を理解しようと、やむことのない努力を続けた。フロイトを研究し、ユングの論著を読みあさった。」という箇所です。フロイトとユングは無意識を研究した心理学者ですから、「自分の意識下の世界、つまり眠ることのない自分の精神」という訳は本当に正しいのかなあ、という思いです。ここの箇所が「自分の無意識の世界、つまり眠ることのない自分の魂を理解しようと、やむことのない努力を続けた。」というのなら筋が通るように思うのですが、どうなんでしょうか。
 まあ、いずれにせよ、リバモアはフロイトやユング、さらにアリストテレスまで読んでいたというのですから、やはり相場にかかわる者として心理学や哲学の勉強は怠れないなと思った次第です。
 良い本だと思います。皆さんにもお薦めします。



2.  とても良い フランクさん 書き込み日: 2007年10月21日

たまげた!

プレミアがついて高いので、本の「はじめに」だけコピペします。
この「はじめに」だけでもマーケットの本質に関わるすごいことが書かれてますよ。

人の心はいついの世も変わらず、
変わるのは人々の顔ぶれであり、
財布の中身であり、
カモにされる連中であり、
株価を操ろうとする連中であり、
戦争であり、
天災であり、
技術である。
しかし、
そうした要素が以下に変化しようと、
株式市場は変わらない。
人の心が変わらず、
人の心こそが市場を動かすとすれば、
市場もまたいつの世も変わらないのだ。
市場の動きに理屈はない。
経済学で動くわけでもないし、
理論に従って動くものでもない。
市場を動かすのは人間の感情にほかならず、
なぜかといえば、
人々はなし得るほとんどすべてのことを市場に持ち込むからだ。



3.  とても良い drivenさん 書き込み日: 2005年09月25日

極めてオーソドックスな投資スタイル。

絶版で入手困難となっていますがやっと発見。

リバモアの名前は29年恐慌時の空売りで知っている程度で、「常に人の逆を行く逆張り」スタイルと思っていましたが本書を読んでとんだ勘違いと判明。

リバモアの投資方法は(上下双方の)トレンド転換点をとらえ大きく投資するという典型的な順張り。取り組む銘柄は主力株、ファンダメンタルズは関係なし、取り組む時点の株価が割高割安も関係なし、とにかく徹底的に流れに乗ることだけに集中。

「貪欲」「恐怖」「希望」という客観的な判断を曇らせる感情抑制の重要性を説くリバモアの実生活は収入相応に派手ではあるが、真の目的は蓄財そのものよりも相場を読み解くことのほうにウェイトがあったかのよう。

何度も破産しながらその度に立ち上がりまた相場に向かう。わたし自身はサラリーマン投資家で株は「副業」、リバモアのような投資スタイルにそっくりならう訳には行きませんがその刹那的な生き様から本書がデイトレーダーの愛読書としてもてはやされる理由はよくわかりました。

タイミングをとらえ、感情を抑制する。わたしも永く投資を続けて行きたいと思っているので時々読み返してみようと思います。さがしても読む価値あり。



4.  とても良い あいとるいさん 書き込み日: 2005年10月21日

価値はあります

少々訳ですとか、心理描写に対して懐疑的な

感も否めませんでしたが、主観排除の手法

や、数学的描写が大変参考になりました。

方法論としては、オーソドックスに思われましたが、

大変価値のある本です。

またお読み物としても面白いです。



5.  とても良い sirou55さん 書き込み日: 2006年02月27日

リバモアの伝記の中では一番

有名な相場師でありながら、その波乱万丈な人生を伝える伝記は断片的で脚色された部分が多く、実在像を伝えた本は意外に少ない。この本は彼の生い立ちから成功と転落、そして最後のピストル自殺や残された家族のその後までを忠実に描いている。彼は200人以上の株式ブローカーを使ったというが、彼の事務所のトレーディングルーム、巨大な壁面いっぱいに株価を掲示する黒板がしつらえられ、5人のチョークマンが耳にイヤホン、口に送話器を装着してNY証券取引所の情報を黒板に書き付けるのであるが、私語は厳禁で静まり返っており、ただチョークの乾いた音だけが聞こえたという。華やかな私生活とは対照的な彼の相場への姿勢がうかがい知れる。
彼の相場観の集大成である死ぬ直前に出版された本からの抜粋と思われる「投資の鉄則」が本の最後に載せられていて、実際の株式投資にも参考になると思う。一つの伝記小説としても十分面白く、字も大きくて読みやすいので、彼に関する書物では一押し。



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