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徒然草 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)

徒然草 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)

とても良い / 口コミ件数 : 11


価格 : 700 円





クチコミReview一覧
評価の高い順 評価の低い順 書き込み日の新しい順
口コミ件数:11 1 2 3 次ページ
1.  とても良い ほ蘭人さん 書き込み日: 2002年05月03日

このシリーズは日本人として読んで損はありません

 高校の時に補講で「つれづれなるままにひぐらし硯にむかいて・・・」の序段数行に2時間かけられたおじいさんの先生がいらっしゃいました。一年生だったのでおおおっ!日本の古典はこれほど奥が深いのか!と感じ入ったものでした。

 それからも一行に一時間、は珍しくなく希望者制で数名の参加者だったので途中で止めてしまうのも先生に悪いからと、週一回放課後古典の深さを味わうことになりました。あれから30年近くたっていい思いでです。

 この本は書店で平積みされていました。古典シリーズが文庫 というのも珍しい気がして眺めていると「徒然草」が見つかりました。「もうさっぱり解らないだろう」とは思いましたがあまりにも懐かしくて買い求めました。

 ところが意外なことにとてもわかりやすいものでした。現代語訳、用語解説、注釈など懇切丁寧で、高校の時に嫌々勉強した「徒然草」が別の顔で私の前に現れました。今も時々ぺらぺらそこはかとなくページをめくりながら楽しんでいます。



2.  とても良い smil427さん 書き込み日: 2007年10月21日

こういうのを読みたかった

この手の古典本というと、受験参考書系統のもので、文法ばかり書いてあるか、それとも、岩波文庫みたいに、字はやたら小さくて、訳もなく、読める人は一部の人間でした、というものばかりで、本書のようなシリーズがあると知って、とりあえず、購入した。
昔、古典に少しでも慣れようと思って、桃尻語訳などとふざけたものを買って大損したことがあったが、この角川のシリーズは裏切らなかったです。
本当に分かりやすく書かれていて、古典の文法なんか知らなくても、すらすら読めます。しかも徒然草は中身が面白い!教訓めいたところもこの年になって読んでいると、身に染みる。
とりあえず、読もうと思っている人は、訳だけパパッーっと読んでいけばいい。



3.  とても良い ぽこさん 書き込み日: 2005年05月02日

いいよ、このシリーズ!!

はっきりいって高校時代古典は大嫌いだった。
尊敬語だの謙譲語だのなんだの全く受け付けなかった。

ところがどっこい、大学生になり社会科学を渉猟していくうちに、
日本の古典を読みたくなった。しかし初心者もすんなり入れるように
編集されてるのがなかなかない。

そこで角川さんのこの仕事ですよ。
読みやすい読みやすい読みやすい。
スラスラスラ。タンタンタン、と。
これ。

さて、卜部兼好。この方かなりの哲人。
これを知っただけでも読んだ甲斐があった。
西洋思想ばかり渉猟してたが、今後は日本の古典も読もう。
そう思う今日この頃です。



4.  とても良い Secondopinionさん 書き込み日: 2004年09月15日

日本人の繊細な心

高校生の時に退屈だった古文も、こういう本と出会っていたらもっと楽しくなっていたでしょう。
実にこなれた現代語訳で、徒然草の魅力が余す事なく表現されています。一千年前の日本人がいかに繊細な心の持ち主だったか。そしてそれは必ずや今の日本人にも引き継がれているはずです。

137段には「花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは。雨にむかいて月を恋ひ、垂れ込めて春の行方知らぬも、なほ哀れに情け深し」とあります。このような繊細な物の見方が出来るのは世界中で日本人だけであろうと感じずにはいられないのです。そしてそれは、子供の頃になされる日本の情操教育の賜だと思えるのです。日本は素晴らしい国です。四季の息づき、勤勉な国民、繊細な心遣い、緻密で信頼性の高い国民性。私は、この国が今後益々発展する事を心から願って止みません。



5.  とても良い まんぞうさん 書き込み日: 2006年10月12日

今も昔も

 「今も昔も人間ってあんまり変わらないんだなあ」

 古典作品に触れるたびにそう思います。高校時代、私は古典だけが唯一、得意科目でしたが、現在、こうして読み返してみると「ありゃ、文法忘れてる・・・」と思い知らされることが。いろんな意味で・・・

 ‘この世は無常’だそうです。人の営みもはかなく栄華を誇った人間も何時しか荒廃し、哀れな者になるなるそうです。何事も死後の事まで取り計らっておくのは無駄だそうです。う〜ん深い。

 焦らず、急がず、ありのままに生きようっと。

 



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