本・雑誌 読書術 (岩波現代文庫)の口コミを検索

トップ本・雑誌読書法読書術 (岩波現代文庫)
を 商品名

読書術 (岩波現代文庫)

読書術 (岩波現代文庫)

良い / 口コミ件数 : 16


価格 : 945 円





クチコミReview一覧
評価の高い順 評価の低い順 書き込み日の新しい順
口コミ件数:16 1 2 3 4 次ページ
1.  とても良い イッパン人さん 書き込み日: 2006年02月13日

読書の愉しみ方

 我々が持っている人生の時間は無限ではありません。したがって、一生の内に読むことのできる書物の数は限られています。本書では、限られた時間を有効に使う読書術、愉しむための読書術を説いています。

 「遅く読む精読術」「本を読まない読書術」「難しい本を読む読破術」など、一見、論点から外れた読書術のように受け取れますが、全て一理ある読書術でした。

 自分が必要とする書物を選び、書物ごとの特性を知り、その書物に合った読み方をすることが著者の勧める読書術です。

 本書のおかげで時間を有効活用する手段は速読だけでないことに気が付きました。この味のある読書術は、今後の読書を愉しくしてくれそうです。



2.  とても良い 小僧さん 書き込み日: 2007年09月16日

真の「読書術」

本書は、膨大な数の文献を読破してきた「知の巨人」加藤周一氏が「読書術」というテーマの下に読書の楽しみ方を語るものである。「おそく読む「精読術」」、「はやく読む「速読術」」、「本を読まない「読書術」」、「外国語の本を読む「解読術」」、「新聞・雑誌を読む「看破術」」、「むずかしい本を読む「読破術」」などなど、読む対象の種類や必要性に応じて読むコツやスタンスを教えてくれる。現代にあっては「読書術」というと安易な「速読」ばかりがもてはやされる風潮があるが、本書は、まさに「急がば回れ」であり、正統派の知の体系を築き上げることが実はもっとも着実な「速読術」なのであることを改めて教えてくれる。

多数の文献を読んできた者にとっては決して目新しいことは書かれていない。しかし、著者のこれまでの読書人生の回顧を交えて、こうして系統立てて語られると、「ほう」とか「ああそうだよなあ。」とか、読書のスタンスについて色々と諭されるところがある。読書も数をこなしていくと、ある意味「垢がたまってくる」ものだが、本書は、そんな「垢」を洗い落としてくれるような本だと感じた。



3.  とても良い fuji君さん 書き込み日: 2004年10月10日

かなり一押し!

 加藤周一氏による読書の解説本です。
 具体的には
?どこで読むか
?どう読むか(精読術、速読術、本を読まない読書術、海外書の読み方、新聞雑誌の読み方、難読書の読み方)

という構成になっています。
 私は以前、斎藤孝氏の「読書力」を読んだのですが、読書力の方は読書の重要性と具体的な方法が約半々という印象を持ちましたが、本書はべったり方法論という感じです。
 本を読むのは苦でないけどなんだかうまく知識が積みあがっていかない、無駄な時間が多い気がすると感じる方にはぜひ。読書の効率化が図れると思います。
 

 



4.  とても良い 超高速粒子さん 書き込み日: 2005年10月09日

一つの読み方として参考になる。

「なにを読んだらよいかは、一般論としては成りたたない」けれども、「どう読んだらよいかは、一般論としても成りた」つ、ということから書かれた、読書の方法論を記した、優れた一冊。
元々は、口述筆記を基にして高校生向けに書かれたものであるので、誰もが困難なく読むことができるだろう。もっとも、加藤周一氏の文章は読みやすく、且つ、わかりやすいのであるが・・・。

話は古典から現代の書物、教科書、新聞・雑誌、外国語の書物と、非常に多岐にわたる。それぞれについて、加藤氏の考える「読書術」が述べられているので、それらを忠実に実行するかどうかは別としても、大いに参考になるはずである。

余談だが、読書の技術を述べる本書の中にあって、第8章(むずかしい本を読む「読破術」)は、裏側から「書き方」も示唆していると私には思える。論文やレポートを書かなくてはならない学生などにも得るものは多いだろう。



5.  とても良い たつほこさん 書き込み日: 2009年08月10日

47年前のベストセラー、いまでも面白い。

光文社から『頭の回転をよくする読書術 (カッパ・ブックス) 』(1962)として出版されていたものだ。
その後、光文社文庫になり、30年後に岩波書店から販売開始された。

加藤周一は、戦後のインテリの代表、(古くは?)大学入試現代国語の出典作者、長い間 朝日新聞になんか書いてる
お爺さん。医師で血液学の研究者で、後には評論家として、『日本の知識人』を代表していた。
それと、あちこちで教員もしていた。2008年12月に亡くなった。

岩波新書の『羊の歌』にも自身の恋愛話を書いてあって読者に親近感を持たせる演出ができるひとだ。
この本もそうだ。

__読書はまた愛の行為に似ています。社会の全体から切り離されて、あなたはただひとりの相手との関係のみに
生きる。その関係において、あなたは多かれ少なかれ積極的な役割を演じる(10ページ)___

また、「本は寝て読むもの」(11ページ)で、「遅く読むことが必要な本」(60ページ)や「外国語を習うのに
一番好都合な教科書は、私たちが一番必要としている本以外にない」(138ページ)などの知恵を与えてくれます。

47年前のベストセラー、いまでも面白い。
高校生向きに口述筆記したものに手を入れて出版している。
昔の高校生はいまよりもっと知的に背伸びしていたとおもう。
いまなら、大学生から社会人向けだと感じる。



1 2 3 4 次ページ

文学・評論
思想・社会・ノンフィクション
人文・思想
社会・政治
ノンフィクション
歴史・地理
ビジネス・経済・キャリア
投資・金融・会社経営
科学・テクノロジー
医学・薬学
コンピュータ・インターネット
アート・建築・デザイン
実用・スポーツ・ホビー
資格・検定
暮らし・健康・子育て
旅行ガイド
語学・辞事典・年鑑
教育・学参・受験
こども
漫画・アニメ・BL
タレント写真集
ゲーム攻略本
エンターテイメント
新書・文庫
雑誌
楽譜・スコア・音楽書
古書
カレンダー
ポスター