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「働くことに、喜びを見いだそう…」は、誤解・あやまり! |
本当に「労働に喜びはあるのか?」が、本書のテーマ。
「派遣切り」など非正規労働の雇用調整がクローズアップされている現在、
労働の意味を考え、問い直す良書。
(単なるワークバランスの在り方論ではなく、労働そのものの本質論です)
「労働のなかに喜びが内在し、その喜びにより人生の意味も労働に求めることができる」
という考え方は、虚構であると一貫して論じています。
つまり、このような「常識」は、産業革命以降の生産手段の発達に伴い労働者の自発的な
思いではなく、外発的につくられたものであるということ。
(労働は隷属的で、まさに労苦という労働観です)
後半、労働を通じて評価を求める承認行為を「虚栄心」として部下・同僚・
上司の相互関係で述べるくだりは、「能力主義賃金」・「評価制度」や「過労死」などに
さいなまれている私たちの本音や心情を明らかにしています。
(私はすごく、共感できました)
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