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1. とても良い |
読書猿さん |
書き込み日: 2005年05月07日 |
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犀の角のようにただ独り歩め |
文字でなく、口伝で伝えられていたころの仏典は、こんなにも素朴で、リフレインが多くて、詩(うた)のようだった。 スッタニパータを読んだ人は、必ずや最初の章(蛇の章)の「犀の角」のところで、けつまずくだろう。 75回におよぶ強力なリフレイン(でも岩波文庫だとたった5頁)。 内容もさることながら、このグルーヴ感は圧倒的。すこしだけでもかいつまんでほしい。。 1 一切の生き物に対して暴力を加えることなく、 一切の生き物のいずれをも悩ますことなく、 また子女を欲するなかれ。 いわんや朋友(ほうゆう)をや。 犀の角のようにただ独り歩め。 …… 43 四方のどこにでもおもむき、 害心あることなく、 何でも得たもので満足し、 諸々の苦難に堪えて、 恐怖することなく、 犀の角のようにただ独り歩め。 …… 57 義ならざるものを見て邪曲にとらわれている 悪い朋友を避けよ。 貪りに耽って怠惰な人に、みずから親しむな。 犀の角のようにただ独り歩め。 58 学識ゆたかで真理をわきまえ、 高邁・明敏な友と交われ。 いろいろとためになることがらを知り、 疑惑を除き去って、 犀の角のようにただ独り歩め。 …… 71 音声に驚かない獅子のように、 網にとらえられない風のように、 水に汚されない蓮のように、 犀の角のようにただ独り歩め。 …… 73 慈しみと平静とあわれみと解脱と喜びとを 時に応じて修め、 一切世間に背くことなく、 犀の角のようにただ独り歩め。 |
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