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5. とても良い |
Rainbowさん |
書き込み日: 2005年10月16日 |
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内村鑑三の名著 |
原題は、"Representative Men of Japan"。 日本最後のサムライと言われる内村鑑三氏が日本人を紹介することで、 日本文化、価値観を紹介した本である。 明治初期の当時、世界の殆どの列強と呼ばれる国々はキリスト教世界であり、 異国の道徳、異文化と言ったものは理解どころか想像さえ難しかった。 このような時勢の折、日本と言う新興国が一体どんな道徳観、文化を持っているか 積極的に英文で紹介している点は素晴らしい。 新渡戸稲造氏の「Bushido」と双璧を為すといっても過言ではあるまい。 代表的日本人として選ばれ紹介された面々は、一見奇異ではあるが、 どの人物も素晴らしい経歴と思想をもった方々である。 二宮金次郎、上杉鷹山の両氏は、非常に有名であるにも関わらず、その半生を顧みられることが少ない。 また、中江藤樹に至っては、私は恥ずかしながら本書を読むまで知らなかった。 激動の江戸末期、明治において活躍した内村鑑三氏だからこそ選んだ これらの代表的とされる日本人をぜひ日本人である我々がまず 認識し学ぶべきであろう。 残念ながら、内村氏の本文は聖書からの引用、キリスト教世界観を有しており、 キリスト教に無縁な私にとっては、理解しがたい比喩や隠喩がある。 その点を除けば、訳や注釈も適切で分かりやすい。 本書の原文(英文)を読んでいる外国の方も多いので、国際関係の仕事を されるようであればぜひ読んで欲しい一冊だ。 |
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