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1. とても良い |
ribbonさん |
書き込み日: 2003年04月12日 |
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鏡花が描く、ロマンチックなおとぎ話 |
『夜叉ヶ池』は、その鐘を一度でも撞き忘れればたちまち村が大水に飲まれて滅んでしまうという伝説の鐘を守る夫婦のお話。 『天守物語』は、姫路城の天守に棲む富姫(妖怪)と人間の鷹匠の若者の恋物語です。 この二つの物語は戯曲形式で書かれていますが、テンポがいいので初心者にも読みやすいと思います。 まず、『夜叉ヶ池』に登場する、眷属たちの名前がユニーク。 「鯉七」「蟹五郎」「鯖江太郎」「鯖波次郎」など、まるで『サザエさん』のようで、もうこれだけで楽しくなって来ませんか? それから、『天守物語』で、桔梗・女郎花・萩・葛・撫子の侍女五人が、金銀の棹に五色の糸の釣竿を天守から下界に垂らして、露を餌に千草八千種秋草を釣って遊ぶ・・・という、夢のように美しいシーンは忘れられません。 私はまだ姫路城には行ったことがないのですが、富姫の棲む天守を、せめて下からでも、拝みに行ってみたくなりました。 |
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