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学力低下は学力二極化!たった3年で「できない子」の学力がますます低下 |
学力低下に関して、
「順位低下は参加国が増えたから」とか
「錯覚」だといった誤った認識が広まっている昨今、
本書p.20で取り上げられている
「PISAの数学学力の変化」を見てみると、
2000年から2003年のたった3年間で、
できない子(下位25%)の学力が40%も落ちていることがわかる。
つまり、学力低下=学力下位層の大幅な学力低下=学力二極化なのだ。
「ゆとり教育ができない子をますます低下させている」
という指摘は、そういう意味で正しかったことを示しているだろう。
本書ではこうした学力問題が中心となる論題ではないが、
特に学力下位層へのケアを含めた「教育の平等」について、
国や都道府県レベルでの教育予算の少なさを指摘している点や
これまでの教育改革の「ポジティブリスト」的な発想の転換を促す点など、
今後の格差社会と教育改革の問題について目指すべき方向性を示す一冊であろう。 |
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