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初歩の初歩として。 “岩波”が出すにしては、内容が薄い。 |
2007年12月、立教大学で行われた、3者による講演会を起こしたもの。
「格差社会」について、新聞程度で何も知らない人にとっては、佐高氏の口語体は読みやすいのだろうが、既に何冊か読んでいる読者にとっては、読むべき情報は無いのではなかろうか?
もう少し写真やグラフなどを挿入して、中高生や普段本を読みなれていない人にも親しみやすくすれば、価値も上がっただろうが、残念。
佐高氏については、自身の読者が若者ではない、いわゆる昔の“左翼”層であり、彼ら「正規労働者が自分たちの賃金カットやワークシェアをする代わりに、新規正規雇用を途絶えさせない、との選択をしなかったことにも「格差社会」の1因がある」とは言い難いだろうが、雨宮氏は若者代表であるのだが、このような違った観点からも切り込みや、それについての3者の鼎談も無く、会場からのQ&Aも無かったので、広く読んで欲しい本だが、☆は下げた。 |
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